16年連れ添ったペットの犬が逝きました。悲しすぎるのでちょっと聞いてください
こんな話をすること許してください
うちには5匹の犬と2匹の猫がいます
犬はみんなポメラニアンでみんな可愛い
いつも帰ると全員興奮気味に寄ってきて
「おかえり!!撫でて撫でて!!」と
我先にと前足を伸ばしてくる
今日仕事が終わると嫁からLINEが入った
最年長のモモちゃんが逝ったとのこと
モモちゃんは今年の7月で17歳になるとこで
僕の人生の半分以上を見てくれてた
とても付き合いの長い子です
ちょっと前からモモちゃんは
老犬という言葉が似合うようになって
前までの元気もなくやせ細ってしまった
歩くのもヨタヨタになって
寝転がるのも起き上がるのも大変そうで
多分最近は目も悪かったみたいだ
ご飯もだんだん食べれなくなり
最終的には自分で食べれなくなった
だからオカンが注射器みたいなもので
ドロドロの離乳食みたいなものをあげてた
その時にはもう覚悟していた
モモちゃんはもう長くない・・・
嫁からの知らせで最初に思ったのは
「やっぱりか。」という残念な気持ちだった
帰りにペットショップに
モモがまだ若い頃好きだった
ジャーキーを買いに行った
「あ、そうそうコレだ。」
手に取った時に動機が激しくなるのを感じた
息が苦しくなって手が震えた
覚悟してたのに急になんかこう
凄く辛くなってきた
そそくさとレジに行って帰った
家に着くとモモは娘が摘んできた花と共に
ダンボールの中に居た
16年前うちに来た時もダンボールだった
それを思い出したらモモとの思い出が
どんどん溢れてきて止まらなくなった
うちに来たときは狂犬でどうしょうもなかった
でもしばらくすると可愛らしくなって
凄くなついてくれた
一緒に田んぼ道を散歩したことや
車に乗せると必ず首の後ろに乗ってたこと
そこでおしっこ漏らされたこと
想い出と涙が止まらなくなった
心臓がバクバク言ってるのがよくわかった
凄く苦しくなってきた
娘の前では泣くもんかと思っていたが
その決意は虚しく消えた
もう無理だったよ
命あれば当然逝くときがやってくる
モモが初めてじゃないからよくわかってるつもり
でも何度それを味わっても慣れない
慣れていいものなのかもわからないけど
こんなに辛いのに慣れる気もしない
特にモモは17年近くも僕を見ていてくれたし
何度もモモに癒されてきたし救われた
大げさな言い方じゃなくてホントに救われた
何がって詳しくは言えないけど
僕がとんでもなくひどい人間で
道を踏み外しまくっていた頃
とんでもない過ちを犯そうとした時
モモは僕の部屋に来て僕の膝に座って
じっと動かなかったことがある
いつもなら「モモ、ちょっとどいて。」
と言えばどいてくれたモモは
その時は絶対に動かなかった
無理矢理立ち上がって部屋を出ようとすると
僕の脚になんどもひっついてきた
僕には止めてくれてるように見えたんだ
ただ構って欲しかっただけなのかもしれないし
犬の言葉がわかるわけじゃないから
どういうつもりだったかわかる訳もない
でもその時思ったんだ
こいつの顔が見れなくなるのは辛いな・・・
一気に馬鹿な考えは吹っ飛んで
その日はモモをひたすら撫でてた
でも今の100倍頭の悪かった僕は
また同じ様に過ちを犯そうとした
そしたらまた同じようにモモが来て
僕の部屋のドアを開けろと言わんばかりに
ドアを開けると部屋に入ってきて
僕の脚を何回も引っ掻いてきた
構って欲しいんだなと思って座ると
また同じ様に僕の膝に乗って動かなかった
その時は前よりも頑なにどかなかった
「モモ、どいてよ。俺もう我慢できねぇよ。」
モモをヒョイっと持ち上げて膝から下ろすと
また僕の膝の上に乗ってきた
またどかしても膝の上に乗ってくる
何度やっても同じだった
何度でも乗ってきた
だんだん腹が立ってきたので
「モモ!!」と怒鳴ってみても
モモは絶対にどかなかった
何故だかわからないんだけど
その時泣いたんだ
何で僕が泣いたのか今でもわからないよ
モモはじっと僕を見て
泣き止むまで一緒にいてくれた
結局思い留まった僕は何もしなかった
モモは僕の気持ちとか
考えてることとかわかってるんじゃないか?
って思っちゃうくらいの出来事だった
嘘だろって思うような話だけど
モモとの一番の想い出です
今でも思い出すと感謝の気持ちでいっぱいです
こんな事想い出して書いてたら
もう涙が出て止まんないので
この辺で・・・
モモちゃん、本当にありがとう
長い間ありがとう
本当にお疲れ様
大好きだよ!!
今回はこんなことを書いてしまって
本当にゴメンなさい
次回からはまたいつもどおりに書きます
いつもコメントくれる皆様
★をくれる皆様
今日はコメント回れる気がしないので
お返しの★だけ置いていきますので許してください
ホントすいません
最後まで読んでくれて
本当にありがとうございます